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私の普段使いの車たち

ROSSO 2019.03.23

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私は「大」がつくほどの車好きで、普段の移動はもちろん、仕事へ行くときや別荘に赴くとき、さらには国内旅行に行くときでさえ、自家用車を活用するほどである。

みなさんは「大がつく車好き」と聞いて、どれくらいの台数を所有していると想像されるだろうか?結論から言うと普段使いで4台を乗り回しており、コレクションも含めると、ゆうに10台を超える規模となる。

そのため、全国各地の家やガレージに分散させて置いている。これだけでも車の管理がとても大変だが、たくさんの車を乗り回すことも、コレクションを集めることもやめられない。

そんな私の愛車コレクションをサラッと紹介していきたい。 はじめに紹介するのは、富裕層のステータスシンボルとも言える「フェラーリ」である。最近では、都内を中心に大都市でも数多く走っているシーンを目にするが、私もそのフェラーリオーナーの一人である。現在愛用しているフェラーリモデルは「812スーパーファスト」である。



これは最近登場した車種だが、納期までに何年も要した。毎回フェラーリに乗ると、車好きとしてはなんとも言えない感情がこみ上げてくる。私が「ミハエルシューマッハ」が好きだからだろうか、それとも父親の影響で血が騒ぐのだろうか。はたまた男性だからだろうか。

どんな理由にせよ、毎回運転席に乗り込むと胸が高鳴り、エンジンをかけるだけで痺れた感覚に陥り、幸福感を味わえる。毎回フェラーリを見るたびに、この車を買える喜びと乗れる幸せに感謝し、明日からも頑張ろうと思える1台である。



続いて紹介するのは、私がはじめて高級車のオーナーとなった「ポルシェ」である。モデルは「911カレラ」で、この車は普段使いから通勤に至るまで幅広く活躍してくれている。



私がポルシェを購入したのは、20代前半で経営者駆け出しの頃である。駆け出しだったため、公私ともに苦楽を共にした車がこのポルシェであり、一方で私の車に対する情熱に火をつけてくれた車でもある。

「ポルシェ911カレラ」は、なんと言っても乗りやすく走り心地が良い1台だ。これは買った当初から変わらず持ち続けている気持ちであり、この車に乗ってさまざまなところへと出向いたが、「いつ」「どんなときに」「どんな風に」乗っても、最高の感覚を味わえる。

私はスポーツカーのヒストリーの最初をポルシェのカレラで始められたことは、大変名誉なことだと今でも思っている。

3台目に紹介するのは「メルセデスベンツ」である。 これは、今や多くの方に選ばれるメーカーだが、その中で私が愛用しているのは「GLCクーペ(coupé)」である。

この車は、これまで紹介した2台とは異なり、すべてのシーンで万能に活用することができる。買い物や国内旅行、レジャー、スポーツ、悪路での走行に至るまでオールラウンドに活用できる。

また、メルセデスベンツならではの走行性能や乗り心地の良さが、このタイプには十分なほどに搭載されており、何か用事があれば迷わずこの車を選んで近所を走り回っている。

4台目に関しては、ここではメーカーも名前も伏せたいと思う。 なぜならこの車は世界限定の車のため、かなり稀少で都内含めてもあまり走っていない。今回なぜ私のような若輩者に稀少な車両が購入できたかについては、この車を持っていたオーナーに私の車に対する熱意が届いたからである。

正直な話、この車は貴重な車両のため、私なんかに売らなくても、これから数年間保有すれば売却益が手に入るほど、プレミアムが付くと言われている車である。

それなのになぜその車が私の元へ来たのか?それは、オーナーの資産整理もあったが、何よりオーナーと私が車に対する趣味や嗜好、保管の仕方、考え方に至るまで、価値観を共有できたため、好意で売っていただけたのだった。これは大変名誉なことであり、私は一生涯この車を手放すことはないだろう。それほど稀少かつ大切な車である。

これらが、私が普段使いする車たちである。豪華絢爛なラインナップと言えるかも知れないが、私にとってはステータスや見栄をはるものではなく、あくまでコレクションの一部であり、自分で走行する楽しさを兼ね備えた車たちである。そのため、これからも普段使いや鑑賞にと幅広くこの4台を使っていきたいと思っている。

これからますます自動運転や車離れが進むだろうが、私は財力が尽きない限りは、この車たちを手放すことなく、後世にまで受け継ぐよう努めたいと思う。私のもとへ届いた運命とオーナーから引き継いだ気持ちを忘れず、これからも「”大”の車好き」という肩書きを胸に、日々車に愛情を注いでいきたいと思う。

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